新陳代謝と痛みの関係
こんにちは。土岐市訪問整体めぐりん堂のホームページにお越しいただき、まことにありがとうございます。
前の記事では、「身体のターンオーバーと整体」について書きました。
私たちの身体の細胞は日々入れ替わっていて、このことを「ターンオーバー」や「新陳代謝」といいます。
整体を受けようとする方には、腰痛、肩こり、首の痛み、背中の痛み、関節の痛みなど、お身体の症状を改善したいという方が多くいらっしゃいます。
当院では、こういった症状の多くは、この身体の新陳代謝がうまくいかなくなっている、と考えます。
それでは、なぜ新陳代謝がうまくいかないと、痛みとして感じるのでしょうか?
まず、痛みは何なのかについてざっくりと見て行きましょう。
痛みは辛くて、嫌な感覚であり、多くの方が出来れば避けたいとお考えかと思います。
痛みは、自分の身体が傷つけられる時に感じる感覚です。なので、見方を変えれば、自分の身体をそれ以上傷つけないように行動をコントロールさせるための感覚です。
当院の整体では、痛みを物質と考えます。
何からの原因で細胞が損傷すると、細胞から痛みを感じる物質が出ます。すると、抹消神経先端の受容器が、その痛み物質を感知します。そこから神経を通して信号が脳に伝えられ、「痛み」として認知します。
肩や腰の痛みなども、痛みの伝わり方は同じです。
痛み物質は、物理的な刺激からはもちろんですが、血流が悪化しても作られます。
骨のズレがあったり、関節の動きが悪かったり、筋肉が硬くなっていると、血行が悪くなります。つまり新陳代謝がうまくいっていない状態です。そうすると、疲労物質が流れることができずに溜まってしまい、それが同様に痛み物質を生成させる要因となるのです。
ですので、整体で痛みを和らげるために、新陳代謝がうまくいっている状態を作ることが目的の一つにあるのです。
読んでいただきありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。
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