指針整体の起源
こんにちは。
土岐市訪問整体めぐりん堂のブログにお越しいただき、誠にありがとうございます。
当院で用いている手技に『指針整体』についてお話したいと思います。
指針整体は、全身を巡っている経絡に沿って、親指で刺激を入れて行きます。
通常の手技では、押して圧力をかけることで身体に刺激を入れますが、指針整体は真逆で、引く時の刺激を入れていきます。
傍から見ると押しているように見えますが、実は引く力が大切なのです。
その指針整体の由来について聞かれることがよくあります。
確かな記録としては残っていませんが、元をたどると指針整体は、古武術の活法をルーツにしているのではないかと考えられます。
古武術の活法とは何かということですが、もともと武術は、人を傷つけ殺めるための「殺法」と、負傷した人を治療し時には蘇らせる「活法」とで成り立ち、それぞれが表裏一体となり発展してきたそうです。
それが、時代の移り変わりとともに、「殺法」の一部は柔道をはじめとする武道やスポーツ競技となり、「活法」の一部は医療技術として継承されていきました。
私自身は、てあて整体スクールの荒木先生から指針整体を習いました。
荒木先生は、整体師であり、整体師を育成する先生であり、アレクサンダー・テクニーク教師でもあります。また、ダンサーとしても活動されています。
荒木先生自身は、松乃わなり氏から指針整体を習得しました。
松乃氏は、各界の著名人の方々を数多く施術し、推薦を受けているそうです。
指針整体の創始者は松乃氏ですが、そのさらに師匠にあたる方は、八光流柔術の活法である皇法指圧の流れをくんでいるとか。
冒頭に書きましたが、指針整体では、経絡に軽く触れることで刺激を与え身体(インナーマッスル)の緊張を緩めるという手技が大きな特徴といえます。
押したり、揉んだり、体重をかけるということがないので、幼児から妊婦さん、高齢者、骨粗鬆症の方まで幅広く患者さんに安心して施術を受けていただけるというのも大きな特徴です。
患者さんにとって危険が少なく安全なので、強い力を受けたり、痛くされたり、ポキポキされるのが苦手な方、もしくは、整体はちょっと・・・という方でも安心して受けることができます。
土岐市周辺、また名古屋を含めても、指針整体を受けられる整体院はごくわずか。
もし近くにお住まいなら、是非活用してみてください。
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